ebayを始めたばかりorこれから始めようとしていて、リサーチの仕方について困ってませんか?
- ebayのリサーチ方法がわからない
- リサーチってなんか面倒くさい
- 動画を見てもわからないから、文章でリサーチ方法を知りたい
結論からいうと、この記事を読めばレトロゲームのebayリサーチ方法がわかるようになります。
ぼくも最初はリサーチなんかせずに、お店とかでエイヤーっと仕入れて失敗してきました。
リサーチの重要性を知り、そこで初めてリサーチの勉強をし始めたんです。
でもリサーチって凄い面倒くさくて嫌だなというのが本音でした。
一層のことebayを辞めてしまおうかとも思いました💦
しかし円安が続く昨今、海外物販をやらないという選択肢はもはや「損してる」と言っても過言ではありません。
やっぱり、ここは少し勉強して売れる商品を探した方がいい。
国内海外問わず、商品を売るためには売れる商品を探す必要があります。
今回はebay歴7年(挫折してた期間の方が長い💦)で、評価4桁のぼくがebayリサーチ方法について解説していきますね。
実践を交えて画像付きでわかりやすく解説します。
もし、わかりにくかった場合は何度も読み返してみたり、ぼくに直接問い合わせをしてください。
ちなみに店舗でのリサーチ方法はコチラ↓
ebayリサーチは無料でできる
ebayリサーチは無料でできます。
Amazonがいい例。
Amazonリサーチは、有料ツールを何個も入れてリサーチしなきゃいけないけど、その点ebayはそれがいらないから本当に楽。
メルカリやラクマやヤフオクも無料でリサーチできる所を考えると、Amazonだけ少し異常なのかもしれませんが・・・。
そんなAmazonの、有料ツールを使ってのリサーチ方法はコチラ↓
二つのリサーチ方法
ebayのリサーチ方法には、主に二つのやり方がございます。
(以下テラピークと呼称)
「Advanced」はebayのサイト内で何が売れてるのかを探すのに適しています。
一方テラピークは、実際手元にある商品や、メルカリなどで見てる商品をピンポイントで検索するのに適しています。
例えば店舗でドラゴンボールのフィギュアがあったとします。
そのフィギュアをピンポイントでリサーチするならば、テラピークが優れています。
しかし「ebayでザックリ何が売れてるかわからない」という初心者の方は、Advancedで検索をかけた方がわかりやすいといえるでしょう。
昔はAdvancedしかなかったのですが、いまの僕は後者のテラピークを主に使用しています。
今回は説明のために、両方使って検索していくことにしましょう。
リサーチ方法はこの3段階
- ザックリとAdvancedを使ってリサーチ
- 商品をピンポイントに特定する
- テラピークを使ってリサーチする
Advancedを使ってリサーチする。
まずはAdvancedを使ってリサーチする方法について解説していきますね。
ここでは、ザックリと商品をリサーチして、ピンポイントに見定めていく作業をしてもらいます。
この記事を書くために久しぶりに使用しました。
やり方が間違ってたり、足らない箇所があったらご指摘をお願いします💦
Advancedの入り方
Advancedの入り方について説明していきます。
ebayトップページ右上にある赤枠部分のAdvancedをクリックしてください。
そうするとこんな画面が出てくると思います。
リサーチ前の入力
それでは、リサーチしていきましょう。
この先のチェック項目は、あくまでもぼくのやり方です。
あなたは、これを参考に自分に適した方法で入力orチェックしてリサーチしてください。
まずは赤枠の国旗をアメリカの国旗にしてください。
こうすることによって、アメリカ向けの出品物を見ることができます。
多くの日本人セラーはアメリカのアカウントを使ってるので、アメリカを発送除外にできません。
つまりアメリカに合わせることによって、多くの日本人セラーの出品物を見ることができます。
※ちなみに日の丸のままだと、日本を発送除外にしてるセラーを見ることができません。
日本人セラーから隠すために、日本を発送除外にしてるセラーはとても多いです。
しかし今はテラピークで洗いざらいバレてしまうので、日本を発送除外にするのはナンセンス。
割りと日本に住む米軍さんなどをはじめ、外人さんに売れていきます。
次に、一番上の赤枠に検索したいワードを入れてください。
ぼくの場合はファミコンを検索したかったので、「famicom」と入れました。
次にカテゴリーですね。
ぼくの場合は、famicomを検索したいので、「video game & console」を選択しました。
この下に「Search」がございますが、この段階ではまだ絞り込めてないのでシカトして下へ行きましょ。
赤枠の箇所にチェックを入れていきましょう。
「Sold items」←売れた商品を見たい場合にチェック。
「Show items priced from JPY」←最低価格と最高価格を設定(日本円)
これを設定しないと、検索範囲が広すぎちゃいます💦
「Buy it now」←即決設定で売ってる商品のみに絞る。(オークションを除く)
ebayでは、ヤフオクでいうところの即決で売る方がベターです。
「used」←中古品。
ぼくは中古品の有在庫派なので、ぼくの場合は必ずこれをチェック
この辺は全て未チェックでok
「Sort By」←並べかえ。
価格+送料の合計が安い商品を一番上に持ってくるパターンにしてます。
「Results Per Page」←一覧の1ページに出てくる商品数。
これを240品にすると、ページを変える手間と読み込む時間を省けます。
この下の「Search」ボタンをクリックして次へ
リサーチする
「Search」ボタンをクリックすると、こんな画面に移動します。
こんな感じでズラーっとでてきます。
順番はさっき設定した通り「価格+送料の合計が安い商品」を一番上に持ってくるパターンです。
左側の赤枠内をさらに埋めていくと、リサーチ商品をもっと絞れます。
ここでのポイントは、「たくさん出てくる商品をとことん見ていく」です。
例えば、、
ザっと見ていて、ちょっと気になったのが次の商品
ファミコンのコントラ。
ファミコンのコントラだけを検索してみることにしました。
すると、結構たくさん売れてることに気が付く。
ここで重要なのが、「Sold items」を外して、今いくらで売っているのかを知る。
「sold items」を外しました。
すると今売ってる商品たちが出てきます。
さきほど「売れた商品」たちはプライスが緑だったのに対し、
「いま売ってる商品」のプライスは黒で表示されています。
現在売ってるファミコンのコントラたち、たくさんありますね。
さてさて、特定の商品を定めたました。
この先は新しいwindowを開いて、テラピークで検索していくことにしましょう。
Terapeak product reseach(テラピーク)を使ってリサーチする。
それではテラピークを使って、リサーチしていきましょう。
冒頭でもお伝えしたとおり、ピンポイントで商品をリサーチするには、コチラを使った方が圧倒的にリサーチしやすいです。
テラピークの入り方
テラピークの入り方につて説明します。
My ebayにカーソルを合わせて、sellingをクリック。
Reserchにカーソルを合わせて、Terapeak product reseachをクリック。
そうすると、テラピークにたどりつきます。
リサーチする
それでは先ほど、Advancedで調べたファミコンのコントラを検索していくことにしましょう。
検索枠に「famicom contra」と入れる。
「video games」のカテゴリーをクリック。
さらに絞りましょう。
右上の「More filters」をクリック。
すると右枠にこんなのが出てきます。
そんで、seller locationのところにjと入力。
JapanにチェックしてApplyをクリック。
これをすることで、日本人セラーの出品だけに的を絞ることができます。
すると、
こんな表が出てきます。
まずは赤枠をみてください。
ファミコン コントラが、過去90日間(約3か月間)に34個売れたということになります。
そして下にある小さな青枠は、商品を安いもの順に並びかえました。
やり方は、「Avg sold price」をクリックするだけ。
▽は高い順
△は安い順
ここの並び順の注意点は、送料が含まれていないこと。
あくまでも商品価格だけの並びになっておりますのでご注意ください。
それで見ていくと、一つ気になる点がございます。
それは、ファミコン版のコントラを探しているのにスーパーファミコン版がたくさんでてきてしまいます。
ちなみにゲームボーイ版もありますね。
これらを削除しちゃいましょう。
-super -boyを付け加えます。
いらない情報を除去したいときは、「マイナス〇〇」で対処。
こうすれば、過去90日間に日本人セラーが販売した「ファミコン版コントラ」が6個売れたということがわかります。
さらに言えば、3人の日本人セラーが売ったということまでわかりました。
だいぶ絞れましたよね。
さらに見ていきましょう。
リストはこの4つだけでした。
赤枠で囲ったのは、リスティングごとのsold数です。
ひとつのリスティングで、3つ売ってるのと、各1つづつで計6個ということがわかります。
過去90日間で6つ売れてればマズマズですね。
それでは、今現在売ってる商品を見ていきましょう。
やり方は、赤枠のsold→Activeにするだけ。
今現在、33個売ってるということがわかります。
青枠の「Seller country - Japan」は、日本人セラーに絞ってるということですが、画面を切り替えるとすぐに消えてしまうので気を付けてください。
消えるたびに再設定が必要です。(消えないやり方もありますが、ここでは割愛します。)
ずらーっと、こんな感じですね。
下の方は箱説付きが多いですね。
ここで注意して欲しいのは、過去3か月売れた物に対して、いま売ってる商品が多すぎないかどうか。
つまり、「供給過剰になってしまってないか?」です。
今回のコントラの例ですと、同条件の裸のコントラが19個売られています。
これは、過去3か月間に売れたコントラ6個の3倍以上ということ。
一見、供給過剰にも見えますね。
しかし、下の方はあまりにも高額すぎるのでライバルにはなりえない。
今回の例でライバルになりえるのは、$70以下で売られている商品として考えてみましょう。
$70以下は12個でした。
これで約2倍です。
こう考えれば、マズマズではないでしょうか?
更に$70よりも安く出せれば、回転も早まる。
とりあえず、ライバルになりえる商品を見ていくことにしましょう。
ここで見るのはウォッチャー数と価格帯です。
赤枠が価格で青枠がウォッチャー数です。
※ちなみに、ここの送料はアメリカ宛てを記しています。
他の国宛てには別の送料が組まれてる可能性が高い。
ウォッチャー数が多いのは上から2番目$52.10+送料$4のウォッチャー数23ですね。
その次にウォッチャー数が多いのは、さらに2個下の$52.47+送料$7のウォッチャー数が$7
人気のある価格帯は送料込みで、$56~$60あたりでしょうか。
この辺で出せれば、この先3か月以内に売れる可能性が高いと思います。
仮に$59.99で出品するとしましょう。
$59.99-19.1%=$48.53 ←19.1%の内訳はebay手数料17%とプロモーテッド(宣伝費)を2.1%に設定した場合の合計。
$48.53x135円=6551円 ←135円は1ドル145円付近のときの相場。ペイオニアの換金手数料が1ドルあたり2~3円かかります。
それと為替リスクも見て、現在値より10円安く見積もると比較的安全だと思います。
R5年 9/5現在は1ドルあたり146.92円です。
6551円-2500円=4051円 (2500円は、フェデックスのアメリカ向けエンベロープのおおよその値段)
ワンポイントアドバイス
- アメリカ向けに売るのか?
- それともアメリカ以外に売るのか?
ここでハッキリしちゃいましょう。
つまり「ターゲットを絞る」ということです。
なぜなら、送料が絡むぶんアメリカへは滅茶苦茶高くなるケースもあれば、送料込みで考えれば割安になる場合もございます。
それは、アメリカへは※eパケットが使えないので、EMS or クーリエまたはヤマトを使う必要があります。
どうしても送料がeパケット設定の国よりも高くなってしまう💦
そうなると送料を別途設定しなければならなくなる。
※eパケット以下eパケは、日本郵便の書留付きエアメールのこと。
R5, 10/1に廃止が予定されているが、従来の航空便に追跡を付けて発送することは可能。
送料含めると高くなってしまうケース→おもいきってアメリカを切っちゃう。
eパケ発送国向けに価格設定しちゃいましょう。
だからと言って、アメリカは発送除外にできないので、ボッタくり送料のまま出品という形になります。
例えば、先ほどの「ファミコン コントラ」の例をあげてみましょう。
ぶっちゃけ、アメリカ宛ての送料が2500円なら、アメリカ宛て送料と商品の合計を$62.99にしちゃってもいいですね。
送料計算
2500円-910円(欧州などのeパケの送料)=1590円
1590円÷135円(為替)=約$12
ここでアメリカ宛ての送料を$12と設定します。
$62.99-$12=$50.99
商品の価格を$50.99にします。
つまり、アメリカ以外の国(eパケ発送国)へは$50.99でフリーシッピングで販売するということです。
アメリカや英独仏など、eパケで送れない国へは送料を$12に設定する。
もう一度さきほどのスクショをのせます。
これでいくと、$50.99なら上から2つ目に入ります。
そうすることによって、アメリカ以外に買われる確率がグーンと上がります。
機会損失になるじゃねーか
そこは「複数購入で無料」などといった設定でカバーするのも1つです。
例えば「他の商品と一緒に買ってくれれば、送料を無料にするよ!」
ってやれば、アメリカ人にとってもかなり割安になる。
販売者側の送料負担は少し増えるが、早く在庫を減らしたいのが本音💦
- ターゲットをeパケ発送国に絞っても、確変的にアメリカへ売れるルートも用意する。
もっといえばペルソナを設定するとよい。
「このファミコンのコントラを、○○国に住むレトロゲーム好きのあなたへお届けする!!」
こんな気持ちで出品してみる。
ターゲットをeパケット発送国に絞った場合。
そして$50.99での販売を予定した場合。
$50.99-19.1%=$41.25
$41.25x135円=5568円
5568円-910円(eパケ送料)=4658円。
3500円以内で仕入れができれば、粗利が1000円以上になります。
今回のケースは、eパケ発送国にターゲットを絞って仕入れてみましょう。
ちなみに、eパケで発送できる国はコチラ↓
仕入れ先を見る
それでは仕入れ先を見ていきましょう。
メルカリ、ヤフオク、Amazon、ラクマetc...
いろいろ自分の持ってる仕入れ先を見ていきましょう。
まずは、メルカリで検索
3500円というのが、一番安いようですね。
ちょっと色褪せてるな💦
他も見ていきましょう。
ラクマで発見しましたよ!!
2999円!
これだったら、仕入れてもいいかもですね。
あっ!やっぱだめだ。
料金が着払いな上に・・・、
出品者は1年以上も不在。へたしたらタヒんでるかも💦
こういう所も、ちゃんと見なきゃまずい💦
さきほどの、メルカリのソフトを仕入れてもいいですが、もう少し待ってみるのも1つかもしれません。
最後に
なんか今回のリサーチ記事は、しっくりこなかったかな(^^;
もう一つ、ebayリサーチをしてる様子を書いた記事がございますので、こちらもあわせてどーぞ
こちらの記事は、書きながらうまいこと商品が見つかりました。
そしてその時に仕入れた商品が、アメリカ宛て「複数購入で送料無料」でお買い上げいただきました。
当記事ではeパケ発送国にターゲットを絞りましたが、そちらの記事はアメリカ宛てにターゲットを絞っています。
リサーチする上での一番のキモは、「ターゲットを選定する」これに尽きると思います。