どれを読んでいいのかわからなくて困ってしまう💦
- 本を選んでる時間がない
- サクッと読み終えられる本がいい
- 大きく稼ぐようになれる本を知りたい
こんなお悩みにお答えするべく、今回は1冊の良本をご紹介いたします。
結論からいうと、初心者でもコツコツと積み重ねることによって大きく稼げるようになります。
今回ご紹介する本はコチラ↓
著者:藤木 雅治 さん
コチラの本はぼくがebayを始めた頃に読んだ本で、少し内容は古くなってしまっていますが、基本的には今とかわらずバリバリ使える良書です。
※この記事では昔のリサーチの仕方を、ぼくなりに今のリサーチ方法に変えるなどの手直しをしています。
今回の記事は本の一部分を抜粋。大まかに以下の3つのことがわかるようなります。
- 何から始めたらいいかわかるようになる
- セラーリサーチの仕方がわかるようになる
- 無料で使える便利なツールのご紹介
基本的なルールをシッカリ身につけて、さらにリサーチの仕方やツールを使うなどの応用までわかるようになります。
しかし、決して楽な道のりではありません。
この記事を読んで、どうして行くのかはあなた次第です。
それでは内容に入っていきましょう。
買い物から始める
筆者は、「買物することによってお客様の立場を理解しよう」と再三述べています。
そして、買物することによってあなたの評価が上がるという一石二鳥。
評価0でいきなり出品するのではなく、評価を10まで上げた方がスタート時の売上にも大きく影響するとのこと。
注意事項
評価集めに対する注意点は以下の2つです。
- 低額品を大量購入しない
- 1日に10個以上の購入は多すぎる
「低額商品を大量買いして評価を荒稼ぎする」という行為は、ebayから「評価稼ぎ」とみなされて最悪アカウントが凍結されてしまうので注意。
1日に2~3個ほど、ふつうの値段の商品を買う分には問題はありません。
低額な商品をたくさん買う=ebayから「この人、本当に欲しい商品を買ってない」「明らかに評価稼ぎだ」とみなされてしまうというわけです。
ぼくが人伝えに聞いた話しなのですが、ペン2本買っただけでサスペンド(アカウントの凍結)を受けたという人もいるらしいので、本当に気を付けてください。
今はこの本が出版された当時よりも厳しいようです。
なのでとにかく、「ebayから嫌われないように」ということですね。
この辺は人それぞれかもしれませんね(^^;
先輩に学ぶ
新しく何かを始めるときって、先生がいた方がわかりやすいですよね?
なのでebay内で先生を作ってしまいましょう。ということです。
これは何も、セラーにコンタクトして「先生になってください(´;ω;`)ウッ…」と懇願する必要はありません。
ebayはオープンなマーケットですので、勝手に良さげなセラーを見つけてSAVEしてしまいましょうということです。
セラーのリサーチ例1
まずは、アメリカ国旗にする。
そして適当なUPCを入力します。
筆者は、検索窓にUPCを入れるように指示しています。
今回は適当なUPCを入れてみました。
※UPCとは、日本でいうところのJANコードで、商品一つ一つに割り当てられてる番号のこと。
バーコードに書いてあるアレです。
そうすると、ズラーっと出てきます。
ebayの特色として、検索結果の上位に出てくるセラーがebayに高く評価されている人たちです。
なので、JANコードがわかる場合は、これで検索をしてみる。
これらのebayセラーをメモしてリストアップします。
できるだけ、おおくの優秀セラーをピックアップしてください。
セラーのリサーチ例2
ebayでは国内で仕入れて海外へ販売するわけですが、なるべく高い利益率の商品を狙いたいのは誰しもが思うところです。
そこで著者のキーワードは「中古品」ということです。
著者がebayを始めたころは、中古品のヴィンテージ系を中心にヤフオクで仕入れてebayで販売してたとのこと。
1つの商品で、数万円の利益を出すのも可能。
例えば一つのキーワードを使って検索します。
「star wars japan vintage」で検索
ここで「Sold listing」にチェック
赤枠のとおりの設定をして高い順に並べます。
高い商品を販売し、Top Rated seller、そして評価の高いセラーから深堀していきます。
良さげなセラーをみつけたら、そのセラーが出している商品の中から、安くてよく売れている商品を探していきます。
具体的なよく売れる価格帯や、セラーのSAVEの仕方などは後述します。
お気に入りのセラーを集めたら
- タイトルを見る
- 過去の販売履歴をチェック
- 売れた商品のリストをつくる
まず見るべきポイントは、「タイトル」です。
ebayで差別化するのに重要なのはタイトルですので、タイトルに特徴のあるセラーを集中的に研究する。
そして彼らの過去の販売履歴をチェックしてリスト化していく。
セラーを深堀する
ここから先は、ぼくのやり方も含めて説明しますね^^
テラピークで検索して良さげなセラーを見つけました。
赤枠のセラーIDをチェック
Feedbackをクリック
下のSee all feedbackをクリック
赤枠がフィードバック数です。
青枠の中の48という数字が、過去1か月間にもらったポジティブフィードバック数です。
少しニュートラルが多いのが気になりますが・・・。
だいたいなんですが、3つ売って1つぐらいフィードバックをもらっていると言われています。
48X3=144
なのでこのセラーは、だいたい1か月に150いかないくらいの商品を売ってることがわかる。
次に赤枠のView items for saleをクリックします。
左上の赤枠431はこのセラーが現在出品してる商品の出品数です。
次に左したの赤枠のSold listingをチェック。
すると、売れた商品が並びます。
上の方に戻ってもらって、赤枠の257が過去3か月に売れた商品の合計です。
※この数字が大きければ大きいほど、過去に売れた商品の数が多いことがわかる。
先ほどのフィードバックの計算よりは、遥かに売れた数が少ないような気がしますがここは今回はスルーということで💦
過去3か月に売れた257商品÷現在売ってる431商品=0.596......
X100=59.62%
過去3か月の販売率でいくと、59.62%という驚異の数字をたたき出していることがわかります。
とりあえず、SAVEしときますか。
♡SAVE SELLERをクリック。
こんな感じで、SAVEしていきます。
SAVEしたセラーを見たいときは、
赤枠のSaved Sellerをクリックで飛べます。
テラピークを使ってリサーチ
テラピークはまだ割と最近できた機能ですので、古いこの本には載っていません。
しかしこれを使わない手はないので、ぼくが補足として解説していきます。
セラーページ「SOLD listings」を見ていきます。
そのセラーが過去に売った商品がズラーっと出てきますので、気になった商品をテラピークで検索します。
$195.49で売れた64のピカチューでも検索してみますか。
テラピークの入り方は、Seller hubから赤枠のとおりに入っていきます。
赤枠の感じで入れていきます。
まぁ、こんな感じでズラーっとでてきますね。
ここから先のリサーチの仕方については、↓の記事に詳しく書いてあるのでそちらをご覧ください。
Terapeak product reseach(テラピーク)を使ってリサーチする。
このようにして深堀していけば、利益商品がボロボロでてきます。
著者は、必ずこれらを「リスト化するように」と再三申し上げています。
高利益をとれるカテゴリーはcollectibles
著者はcollectiblesのカテゴリーが一番稼げると述べています。
本にはホーム画面の検索フォームにJapanと入力すると書かれていましたが、それだと筆者の思惑通りの商品を検索できませんでした。
というのも、古い本なのでリサーチの仕方自体が変わってしまっているのだと推測します。
なので今回は今風に「Advanced」からリサーチして、おそらく著者の思惑に近いであろう検索をしていきます。
ホーム画面に入ってください。
画面右上赤枠のAdvancedをクリック。
この時に、必ずアメリカ国旗になってることを確認。
検索フォームにjapanと入力。
カテゴリーはCollectiblesをチョイス。
Buy it nowをチェック。
Located in →Japanに設定 (日本セラーの商品ばかり表示される)
Sort by →Price + Shippng highest firstに設定。 (送料込みで高い順に表示される)
Results Per Page →240に設定 (1ページに240個表示される)
searchをクリック
すると、とんでもない金額の商品がたくさんでてきました💦
Soldにチェック。
輸出で大事なのは、リサーチ力を高めること。
リサーチ力向上=利益率UPと覚えておきましょう。
売れやすい価格帯は前後
ebayで売れやすい価格帯は$50まで。
なぜなら50ドルまでなら衝動買いができるから。
商品構成はこうする
安い商品7割
高い商品3割
$50前後をだいたい7割程度にして、それ以上の高価格帯を3割程度にするといいです。
ebayは、何かしら売れるとSEOが上位にいくので売れやすくなります。
つまり安い価格帯の商品をたくさん売れば、高価格帯の商品も売れやすくなる。
それでは、先ほどのebayの画面に戻ります。
赤枠4500円~7000円の間で検索します。
ここで仕入れ可能そうな商品を、リスト化していきます。
回転率の高い商品をリスト化する
- ある程度売れた商品をリスト化
- 効率の良い商品だけを残すように整理
多くの人の失敗例→落札結果だけで仕入れする。
この短絡的なリサーチをして仕入すると、キャッシュフローが悪くなる。
なので、簡単に判別する方法を解説しますね。
Active listings→現在出品されてる商品
Sold listings→過去90日以内に売れた商品
現在の出品数と過去90日間の販売数を比較します。
例えば現在50個出品されていて、過去90日間で3個しか売れてない場合はNG✖
できるだけ、需要と供給がイコールな商品をリスト化して、あなたの仕入れの対象とすることをおすすめします。
ポイント
ビジネスはキャッシュフローが命
自分自身を好きになってもらってリピーターを増やす
せっかくいい商品を見つけても、他者にまねされてドンドン埋もれていってしまうなんて経験はよくあります。
しかし、唯一の商品は実はあなた自身。
あなたがバイヤーとどう接するかで、今後リピーターになるかどうかが決まっていきます。
商品だけで販売が決まるなら、一番安いところから買えばいいだけ。
だからこそ、ここで自分を売っていければ差別化になる。
自分を売るコツ
- 「サプライズ」を同梱する
- 相手国に興味関心を持つ
・「サプライズ」を同梱する
商品以外の何かをプレゼントで同梱すると、あなたへの印象もアップします。
ぼくなんかは、よくお箸やお菓子を同梱します。
場合によっては、いらないゲームソフトを同梱するととても喜ばれますね。
たったこれだけでも、あなたのプチファンになってくれるかもしれません。
ebayで重要なのは、一購入者からファンになってもらって、何度もあなたから商品を購入してもらうようにすること。
・相手国に興味関心を持つ
もう一つバイヤーとの距離を詰める方法。
それは、相手国に興味関心を持ち、それを相手に知らせること。
「その国に行ってみたい」とか「興味がある」とかをメッセージで伝える。
そのようなメールを送ると、ほとんどの人が返事をくれます。
無料ツール
ここでは、ebayで使える無料ツールを2つご紹介しますね^^
・タイトルビルダー
ebayのタイトルは、現在80文字までいけます。
ここにあなたが出品する商品の見込み客が、どんなキーワードを入れるか考える必要があります。
しかし、このツールを使えばSEOバッチリのキーワードを無料で検索できます。
これは、タイトルビルダーのトップ画面です。
赤枠は重要単語が上から順に並んでいます。
青枠はタイトル候補。この中から不要なものを除けば良いタイトルができます。
・WatchCount
人気商品がわかるツール。
「お気に入り」の数が多い商品がわかります。
これはトップページです。
キーワードにjapanと入力しました。
赤枠の数字がウォッチャー数です。
4ケタの数字が付いてるの驚きですね💦
このツールを同時並行的に使うことによって、売れた商品だけでなく人気商品を見ることができます。
最後に
今回こちらの本の一部分を紹介させていただきました。
他にも著者は「世界せどり」の方法などを熱く語っておりますが、上級者向けとみなしましたので今回は省かせていただきました。
主にリサーチ部分をメインに取り上げさせていただきましたが、その理由としては「最も重要な部分」だと思うからです。
再度読んで思ったのは、「ライバルを見て何が売れてるのか?」をリサーチすることの重要性を改めて認識しました。
なので「先生選び」というところから、間違えてはいけないと思います。
この本には、正しい先生の選び方が書かれています。
他にも無在庫のやり方なども盛り込まれておりますので、ぜひ手に取ってご自身なりに勉強してみてください。
「ebayの教科書」として、本書を手元に置いておくのもありだと思います。