せどりブログ

独立開業までの道のり。早くやればよかった

こんにちは、サトシです

 

僕は労働者として1つの会社に所属している訳ですが、いつかは独立したいと考えています。

 

僕は現在39歳なのですが、20歳の頃にロバート・キヨサキ氏の著書「金持ち父さん貧乏父さん」の本を読み、僕も経営者の道を歩もうと考えました。

(それから約20年もの間トラックやバスの運転手をしてきたわけですが・・・。)

 

まだインターネットが普及していないあの時代に読んだその本は、その当時の僕にとってとても衝撃的に感じました。

 

ご存じの方も多いと思うのですが、日系ハワイアンのロバート・キヨサキ氏には二人の父がいました。

一人は学校教師の実の父親である貧乏父さん。

もう一人は親友であるマイク(白人)の父の金持ち父さん。

 

このストーリーは、この二人のお父さんを見比べる形で展開されていくのですが、まさに貧乏父さんを僕の実のお父さんに当てはめる事ができました。

 

僕は決して貧しい家庭で育ったわけではありません。バブル時代の恩恵を受けた中流階級の家庭で育ちました。

そして、親父も今や株の配当金だけで生活できる人生を歩んでいます。

 

父は有名国立大学を出て大手一流証券会社で働き、母は中学教師をしていました。

 

では何故、その貧乏父さんと僕のホワイトカラーの父をあてはめる事ができるのかといいますと、学歴や名誉があれど結局のところは労働者階級だからです。

労働者は毎日働いても搾取された給料しか受け取ることができません。

それを父も母も当たり前だと思いありがたく受け取り、僕や兄たちに言い聞かせました。

「”良い学校”を出て”良い企業”に就職すれば、これだけの給料が貰えて安定した生活を得ることができるんだよ」と、口を酸っぱくして僕たちに言い聞かせました。

 

 

ところが今はどうですか?

 

”いい大学”を出て”いい会社”に就職しても必ずしも安定した生活を得る事はできませんよね?

 

残念ながら僕の両親が言ってた言葉は今の時代には適合しない様です。コロナで余計それが加速したようにも感じます。

しかし、僕の両親たちは頑なにそれを信じているので、僕の副業の話しには耳を傾けようとはしません。

 

学歴は必ずしも必要か?

 

僕は元々勉強が嫌いでオール1に近い内申点を取ってくるような子でした。

結局のところ、僕は私立の工業高校を卒業後にFラン大学を中退しました。

本当に自分で自分の事をバカだと感じます。

今はバスの運転手をしているのですが、元学校教師である母はそれを恥ずかしいことと思い、「頼むから近所の人達(母の実家の近所の人達)にはバスの運転手であることを話さないでくれ」と言われたことがあります。

 

しかし僕はこの本を読み、20歳の頃に若くして気が付きました。

この世の中はアメリカ主導の資本主義であり、資本(お金)を沢山持っている者が勝ちなのであると。

つまり学歴とは勝ち組になる為の一つの手段でしかなく、学歴が良くても負け組になっては敗者なのだと感じました。

学歴や職業など関係ない。とにかくお金を生み出す仕組み作りをしなくてはいけない。

なぜならば、我々は資本主義社会で生活しているからです。

 

現に僕の親父は一流大学を出て東証一部上場の超一流証券会社に勤めても最終年収は1200~1400万に対し、僕の会社にいる中卒のバスの運転手の大先輩が定年前は1200万でしたからね。

これって学歴関係なくないですか?

昔はそういう時代だったんです。1億総中流社会。

そのお金を飲みや風俗やギャンブルに使うのか、それとも将来の為の投資に使うのか。

後者を選ぶにしても学歴は関係ありません。それに気が付けるかどうかの割合は違うかもしれませんが。

 

就職氷河期世代の僕ですが、中学の時にそこそこ頭が良かった友達が”いい大学”を卒業後に引きこもりをしている様子をFacebookで見ました。

申し訳ないけど僕の方が勝っていると感じてしまいます。

それも1人2人じゃないんです。

僕はFラン大を中退後に就職して、家庭を持ち子供が2人いますからね。

 

つまり学歴は必ずしも必要ではないんです。

若い時の僕が、どうしてこの本にのめりこんだのか。

僕がなぜロバート・キヨサキ氏に親近感が湧いたのか。

 

その理由としては、僕は中学の時にハワイの日系人宅に1か月間ホームステイしたことがございます。(日系人の多く住む街、ハワイ島ヒロに滞在しました。)

その時に感じたハワイの日系人達の思想や生活様式をいまでも事細かに覚えています。

 

彼らは白人たちに差別されながら生活をしている。

日本人の祖先を持ち、日本人名のラストネイムを保持しているが日本語が話せない。

それに白人やポリネシア系とも混血してるので、純粋な日系人はごくまれである。

 

アメリカ国籍を持つ彼らは自分たちの事をハワイアンだと称していました。

今思い返せば、彼らは反米反日の人が多い様な気がします。

アメリカに対してあまりいい意見を話さなかった。かと言って日本に対しても微妙な意見をしていましたが、日本人である僕に面と向かって日本の悪口は言えませんよね。

 

それでも彼らが日本とアメリカどちらを選ぶかといいますと、勿論殆どの日系ハワイアンはアメリカと答えるでしょう。

第2次世界大戦でも、日系ハワイアン達は米軍として日本軍と戦っています。

 

そんなこんなで僕はロバート・キヨサキ氏が日系ハワイアンであるところに、彼の思想や生活様式が浮かび上がってきました。

ロバート・キヨサキ氏は米空軍パイロットとしてベトナム戦争に出撃した経験を持っています。やはり彼も日系ハワイアンでありながら、米国人でもあるのだと感じました。

 

微妙な立場である彼らですが、生活する為にうまいことやっていると感じます。

 

彼の本を読み、あの頃ハワイに滞在した経験と、そこで学んだ多くの事が頭の中で蘇りました。

 

 

そんで結局・・・。

 

僕は親から沢山の投資を受けた過去がございます。

しかしながら、39歳にしてバスの運転手をしている僕。

しかもコロナの影響で働いてる会社は潰れそうになってしまっているわけです。

 

もっと早くから副業を始めれば良かったと考えてしまいますが、この本を手に取った20歳の頃はインターネットも普及しておらず、具体的にどの様にしていけばよかったのかわかりませんでした。

勿論この本を読んでもヒントしか書かれておらず、具体的にどのようにすればいいのか書かれていなかった為、諦めてしまいましたね。

 

とりあえずこのシリーズを読破したものの、これといって行動に移す要素はありませんでした。

 

できれば、子供たちに金持ち父さんの話を再度読み直し伝授したいと思いましたが、兎に角僕には懐かない子たちなのでそれも難しいです。

 

20歳の頃に、将来子供が出来たら絶対自分色に染めてやるんだと考えていました。

ところが、実際に子供が出来ると思うようには行かないものです。

 

まるで僕が親の期待を裏切ったように・・・。

 

ありがとうございました

 

 

 

 

 

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