
パッと開いてすぐにわかる料金表があれば便利なんだよな
と、いうわけで、スピードパックエコノミーの料金表を作成してみました。
それも、比較対象である国際郵便の小型包装物(エアメール)の送料も織り交ぜました。
表だけみたいかたは、下にある目次欄までスクロールしてください。
↓この記事の通りに出した表を元に作成しております。
【CPaSS】eBay SpeedPAK エコノミー料金表の出し方
実際に発送する商品の大きさや重さ等で値段も変わります。
なので、一概にこの表の送料で送れるとは限りません。
あくまでも、この表の送料は基本送料であるということを考慮してください。
追加送料に関しては一切触れてないので予めご了承を。
※一番長い辺が35cm以下なら、基本送料でおくれます。
2025年1/16より、送料の計算方法が変更されました。
計算方法については、このあとに説明します。
結論からいうと、ほぼ使えないサービスとなってしまいました。
料金の値上げ&複雑化で大改悪です。
オーストラリアへも送れるようになり、歓喜してたのもつかの間。
まさかの不意打ち😱
しかも突然の発表ときた。

1/16改定の基本送料計算方法
それでは、基本送料の計算方法について解説します。
改定前
一番長い辺が35cm以下なら基本送料。
改定後
容積重量か実重量のいずれか大きい方で送料が決まる。
容積重量(kg)は、長さ×幅×高さ(cm)÷8,000で計算。

容積重量?
- 実重量=梱包物の重さ
- 容積重量=箱の大きさ
こう覚えとけばok
容積重量(箱の大きさ)よりも、実重量(梱包物の重さ)が勝れば基本送料で送れるというトンチばなし。
なかなかそんな事はおこらない。
例えばぼくが一番使う箱、【ダンボールワン】 のK44という50cmサイズの小さな箱で「容積重量」とやらを出してみましょう。
この箱は手軽でとても使いやすい。
(郵便パウチを、この箱の大きさの比較対象にしてください)
大きさ
20.8cm×12.8cm ×9.8cm
全辺を掛けると、2609.152
これから÷8000をすると、0.326144
この0.326144が容積重量。
なので300gちょいということ。
つまりこの箱の場合、400gが基本送料という計算になる。
この箱で発送する場合、加工抜きで考えればアメリカ宛ては最低1778円かかる。(400gの送料)
なので小型包装物と比較すると、300g以下の場合は割高になる計算。
しかしこの箱に入る物で、300gを超えるにはちょっとガンバらなきゃならない💦
仮にこの箱で1000gあった場合は、1000gの基本送料3020円で送れるわけだが、
鉄製の何かを入れない限りありえない話し。

そう。
「ややこしや~あーややこしや~」が頭をかけめぐる。
というよりも、
「もぉっと~シンプルに~わかりやす~く~♪」
って、昔のなんかのCMみたいにして欲しいのが本音。
しかもややこしいだけじゃなくて、今回の改定でドイツ以外は基本送料自体が値上がりしてしまったというワケ💧

安くなる事例であっても、アメリカ宛は殆ど使えない。
次に、ぼくが結構頻繁に使う【ダンボールワン】 のK60(60cmサイズ)の箱の例を見て行きましょう。
(郵便パウチを、この箱の大きさの比較対象にしてください)
大きさ
26.6x19.6x12=58.2
容積重量が800gの箱です。
上の写真の子の場合は926gなので、実重量1000gの扱いということ。
小型包装物で発送した場合は、アメリカまで3180円なのに対し、
スピードパックエコノミーなら、3020円と少しだけお得になっています😅
160円差で荷物の紛失リスクを考えると、やっぱ小型包装物で送った方がいいかも?
スピードパックエコノミーは、荷物紛失の補償はゼロなので💦
イギリス、ドイツ、オーストラリアへは割安になる場合がある。
上のK60ダンボール926gの例では、イギリス、ドイツ、オーストラリアへは、小型包装物よりもだいぶ安い。
例えばオーストラリアまで小型包装物なら2770円なのに対して、スピードパックエコノミーならば2139円です。
なので紛失リスクを承知の上で使う分には構わないでしょう。
特にオーストラリアは小型包装物の追跡がストップしてしまうので、
最初から最後まで追跡できる、スピードパックエコノミーの方がよいかもしれません。
英、独は容積重量を実重量が上回れば、1000g辺りからスピードパックエコノミーを検討してもよいだろう。
豪に関しては今解説したとおり、追跡できることを考慮すれば英独以上に使える。
もう一つ例をご紹介しますね。
この写真の箱は、カインズS-1を加工した箱です。
大きさは、34×25.5×13.5
重さは1755gです。
(この加工した箱の場合、スピードパックエコノミーの容積重量は1500g)
この荷物はオーストラリア宛てなので、もし小型包装物で送るなら4030円。
これがスピードパックエコノミーなら、なんと2724円で送れてしまう。
この例ならば、余裕でスピードパックエコノミーに軍配があがります。
しかし小型包装物とはちがい、
送った後から追加送料が発生する可能性だってありえる。
また、さらに今後送料の変更がある可能性も考えられる。
なので常に注視するようにしましょう。
↓おすすめのダンボールはコチラ↓
表を見る前に
スピードパックエコノミーの表には、
重さ25kgまであるのですが、今回この記事では4kgまでを記入。
というのも、そんなに重い商品なんて送らないから💦
↓スピードパックの発送方法についてはコチラ↓
ebay SpeedPAK Economyで発送してみました
こちらの記事では、発送の仕方や請求書の出し方、
注意点、実際に送ってみた感想などをまとめました。
あなたのお役に立てれば幸いです。
表の見方
スピードパックエコノミーの、アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリアの表です。
※例
↓スピードパックエコノミーの送料。
アメリカ 1141円
イギリス 919円
ドイツ 1336円
オージー 1322円
↓国際郵便の小型包装物の送料。上段はアメリカで青()は書留なしの送料。下段は欧州。
小型包装物料金:
1290円 (830円)
970円
↓ちなみに小型包装物だけの料金表↓
この表は仕入れ計算や荷物の発送時に使えるので、ブックマークに入れておきたい。
100gまで
アメリカ 1227円
イギリス 938円
ドイツ 1336円
オージー 1142円
小型包装物料金:
1290円 (830円)
970円
200gまで
アメリカ 1367円
イギリス 1073円
ドイツ 1460円
オージー 1322円
小型包装物料金:
1500円 (1040円)
1150円
300gまで
アメリカ 1581円
イギリス 1244円
ドイツ 1589円
オージー 1508円
小型包装物料金:
1710円 (1250円)
1330円
400gまで
アメリカ 1778円
イギリス 1430円
ドイツ 1634円
オージー 1539円
小型包装物料金:
1920円 (1460円)
1510円
500gまで
アメリカ 2060円
イギリス 1571円
ドイツ 1769円
オージー 1630円
小型包装物料金:
2130円 (1670円)
1690円
600gまで
アメリカ 2222円
イギリス 1703円
ドイツ 1863円
オージー 1812円
小型包装物料金:
2340円 (1880円)
1870円
700gまで
アメリカ 2321円
イギリス 1851円
ドイツ 1978円
オージー 1847円
小型包装物料金:
2550円 (2090円)
2050円
800gまで
アメリカ 2703円
イギリス 1968円
ドイツ 2178円
オージー 1997円
小型包装物料金:
2760円 (2300円)
2230円
900gまで
アメリカ 2820円
イギリス 2121円
ドイツ 2273円
オージー 2068円
小型包装物料金:
2970円 (2510円)
2410円
1000gまで
アメリカ 3020円
イギリス 2240円
ドイツ 2273円
オージー 2068円
小型包装物料金:
3180円 (2720円)
2590円
1100gまで
アメリカ 3136円
イギリス 2411円
ドイツ 2387円
オージー 2139円
小型包装物料金:
3390円 (2930円)
2770円
1200gまで
アメリカ 3250円
イギリス 2552円
ドイツ 2609円
オージー 2174円
小型包装物料金:
3600円 (3140円)
2950円
1300gまで
アメリカ 3366円
イギリス 2690円
ドイツ 2609円
オージー 2209円
小型包装物料金:
3810円 (3350円)
3130円
1400gまで
アメリカ 3704円
イギリス 2811円
ドイツ 2609円
オージー 2462円
小型包装物料金:
4020円 (3560円)
3310円
1500gまで
アメリカ 3816円
イギリス 2947円
ドイツ 2919円
オージー 2462円
小型包装物料金:
4230円 (3770円)
3490円
1600gまで
アメリカ 3935円
イギリス 3068円
ドイツ 3313円
オージー 2462円
小型包装物料金:
4440円 (3980円)
3670円
1700gまで
アメリカ 4046円
イギリス 3234円
ドイツ 3313円
オージー 2462円
小型包装物料金:
4650円 (4190円)
3850円
1800gまで
アメリカ 4165円
イギリス 3357円
ドイツ 3617円
オージー 2724円
小型包装物料金:
4860円 (4400円)
4030円
1900gまで
アメリカ 5056円
イギリス 3497円
ドイツ 3621円
オージー 3153円
小型包装物料金:
5070円 (4610円)
4210円
2kgまで
アメリカ 5245円
イギリス 3620円
ドイツ 4092円
オージー 3153円
小型包装物料金:
5280円 (4820円)
4390円
2.5kgまで
アメリカ 5582円
イギリス 4402円
ドイツ 4618円
オージー 3153円
3kgまで
アメリカ 6333円
イギリス 5095円
ドイツ 5092円
オージー 3507円
3.5kgまで
アメリカ 6958円
イギリス 5760円
ドイツ 6088円
オージー 4015円
4kgまで
アメリカ 7704円
イギリス 6412円
ドイツ 6563円
オージー 4369円
最後に
まだ始まったばかりのスピードパックエコノミーですが、
さっそくあまり使えないサービスになってしまいました。
去年の11月にあれだけebay Japanの方から宣伝を受けたのに、わずか2か月での大改悪。
いったい何がしたいのかと思ってしまう気持ちです。
アメリカ宛は、ほとんどの場合は小型包装物の方がコスパがいい。
しかも重かったり大きい商品だったり、スピードをとる場合ならクーリエ一択。
しかし、イギリス、ドイツ、オーストラリア宛ならば、使っても良い場合もあることを本編で解説しました。
紛失した場合のリスクを許容できるのであればのはなしですが。
実をいうと、ぼくはスピードパックに怒っています。
もう激怒しまくってます。
その理由がコレ↓
1/16から、スピードパックエコノミーが値上げだって。
スピードパック用に注文した、この100枚のダンボールどないしてくれる?😱 pic.twitter.com/2hXymwOWwB
— サトシ|元バス運ちゃんが会社辞めて物販はじめた3つの理由 (@satosu100) January 14, 2025
↑ 35cmルールが続くと思い、大量注文してしまったダンボール💧
【ダンボールワン】 (MA100-1393)33×33×22=88cm
小型包装物でもギリ送れるという優れものなのだが・・・。
こんな中途半端な箱ほとんど使わない。チーン😵
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