ebay初心者さんに質問します。
送料が高額すぎて困っていませんか?
- elogiを使っているんだけど、FedExの送料がドンドン高くなっていく
- 追跡番号無しで発送するのは、トラブル回避のためにやめた方がいいの?
- 日本郵便のeパケット等の安いサービスってなくなってしまったの?
結論からいうと、ただ送料を抑えたいだけなのであれば、日本郵便の小型包装物の航空便一択です。
しかし、配送速度が少し遅い上に保証が最大で6000円+送料(書留料含まれない)というデメリットがございます。
例:アメリカのカリフォルニア到着まで2週間前後
そこいくと、初心者さんでも簡単に使えるクーリエ「elogi経由のFedEx」は、小型包装物よりも圧倒的に早く届きます。
例:アメリカのカリフォルニア到着まで3~5日程度。
またサイズや重さによって、小型包装物と大差ない場合もございます。
他にも日本郵便が提供するEMSや、国際ヤマト宅急便などもございますが、ここ最近の値上げにより殆ど利用価値をなくしてしまいました。
(それでも大きくて軽い商品の場合、elogi(FedEx)よりもEMSの方が安く送れることもございます。)
なので、ここでは日本郵便の小型包装物(航空便)elogiを使ったFedExについて言及していきます。
それぞれにメリットデメリットがございますので、それらについてくわしく解説していきますね。
小型包装物(エアメール)について
まずは、小型包装物について解説していきますね。
小型包装物は、郵便局が扱っています。
航空便か船便を選べますが、一般的には航空便を利用。
この場合、いわゆる一番オーソドックスな「エアメール」というやつ。
ぼくは海外のバイヤーにこの発送方法を「registered airmail」または「Japan post registered airmail」と呼称しています。
サイズが小さくて軽いモノを発送するさいに使います。
大きさ重さに規定があるので注意が必要↓
今までは、「国際eパケット」という小型包装物+航空便+書留がパックになった発送方法がございましたが、R5, 10/1をもって終了いたしました。
そうなんです。eパケットの方が断然安かったです。
eパケットが廃止された理由。
ネットでラベルを印刷すれば安くなる、「いわゆるネット割り」的な機能がeパケットには備わっていたのですが、昨今のネットの普及によりそれが通常運転になってしまいました。
そんで日本郵便が気づく。
「あれ?割り引く必要なくねか?」
というワケ。
なので、これからは小型包装物を選ぶ場合、ご自身で
- 航空便か?船便か?
- 書留の有無は?
を選択するようになりました。
とは言っても、そんな難しく考える必要はありません。
こんな感じ↓
サイトに飛んでいただき、ご自身で選択する感じです。
小型包装物で発送できる国一覧はコチラ↓
小型包装物のメリット
小型包装物のメリットは、値段が他の発送方法と比べて安いということ。
それでいて追跡を付けるのも可能。
ただこれ一点二点に尽きます。
もっと安くする方法として、アメリカ宛てに限り追跡を付けなくても、ebayのトラッキング上では追跡が反映されます。
しかしこれにはリスクが伴っており、保証面でどうなっているのかわかりません。
また、還付を受けられないということもあり、開業されてる方やこれから開業を目指している方にはオススメしません。
サラリーマンや主婦をやりながら、開業せずにお小遣い稼ぎ程度でやっていくつもりの人のみ、安いモノを発送する際に役立つと思います。
小型包装物のデメリット
デメリットは以下のとおりです
- 配達がおそい
- 保証の最大が6000円+送料(書留料は含まない)
- 発送できる大きさと重さが決まってる
- だんだん送料が高くなってきた
配達がおそい
クーリエやEMSに比べると断然遅いということ。
冒頭でも述べましたが、アメリカ本土まで早くても10日くらい。
だいたい2週間~遅くて3週間くらいは見積もる必要がございます。
相手がお急ぎならば、この後に説明するelogi(FedEx)を選ぶとよいでしょう。
保証の最大が6000円+送料(書留料金は含まれない)
保証の最大が6000円+送料(書留料金は含まれない)こと。
例えば1万円の商品を、「内容品1万円」と記入して荷物が消えた場合、最大で6000円(+送料)までしか返金されません。
残りの4000円と書留料金は、自己負担となりますので注意が必要。
発送できる大きさと重さが決まっている
送れる大きさと重さが決まっている。
これは先ほどもお伝えした通りです。
くわしくはコチラのサイトへ
だんだん送料が高くなってきた
だんだん送料が高くなってきた件。
大きさにもよりますが、1500g超えてきたらFedExと大差なくなってきています。
eパケットが使えた時は、もっと安かったのですが度重なる価格改定により高額になってきました。
場合によっては、1300g~1500gあたり以上は、FedExで考えた方がいいかもです。
elogi(FedEx)について
ebayを始めたばかりの方で、クーリエサービスを利用するのに一番手っ取り早いのが、elogiを通したFedExです。
クーリエサービスというのは、自社で荷物の引き受けからお届けまで一貫して行うサービス。
そのため、高額ではあるがメチャクチャ早くお届け先へ荷物を届けることができる。
自社飛行機を保有しているのが特徴的。
主にDHL、FedEx、UPSなどがある。
普通クーリエサービスを利用するには、アカウントを取らなければなりません。
アカウントには屋号を記入する欄があり、開業前の方が利用するには少しハードルが高い印象。
それでいて、月の発送件数のノルマ的なものがあります。
そこでelogiが、セラーの代わりにebayで売れた商品を大口で引き受けて、FedExに依頼してくれます。
でもFedex垢から発送するよりも、若干高い印象はあります。
しかしebayに取り組んでいる方なら、だれでも簡単に利用できるので初心者の方にオススメ。
登録はコチラから
elogi(FedEx)の3つのメリット
elogi(FedEx)のメリットは、以下の3つです。
- 荷物が早く届く
- 追加料金で保証をつけられる
- 特に大きさや重さは決まってない
それでは一つ一つ見て行きましょう。
荷物が早く届く
FedExはとにかく早いです。
アメリカまで早くて3日くらい。遅くとも1週間とかかりません。
なので、急いでるお客さんには、追加送料を支払ってもらうといいでしょう。
追加料金で保証をつけられる
追加料金で保証がつきます。
しかし、いまのところ利用したことがないので何とも言えません。
高額商品とかで心配なら、170円とかなので加入しとくと良いでしょう。
特に大きさや重さは決まってない
小型包装物と違って、大きさや重さの制約は決まってません。
国際郵便で例えるところのEMSですね。
そして多くの場合、EMSより安くて早く発送できるところが特徴的です。
elogi(FedEx)の3つのデメリット
今度は逆にデメリット部分を見ていきますね。
- 送料が高い
- 荷物の扱いが乱暴
- 受け取り拒否された後が大変
それでは一つ一つ見て行きましょう。
送料が高い
やはり郵便の小型包装物と比べると、軽くて小さな物は高額な印象です。
例えば、一番安いFedExエンベロープを使った場合。
アメリカまでは、だいたい2600円くらい。
小型包装物で100g以内なら1290円です。
倍以上掛かりますね。
しかし、冒頭でも申し上げた通り、重さが1500gを超えてくると大差なくなってきます。
というのは、国際郵便は重さを料金の基準として捉えておりますが、FedExは重さに付け加えて大きさも含めて料金が決まります。
そしてその時の燃料代や円安具合によっても、料金にバラツキが生じます。
その辺が複雑すぎて、ハッキリいくらとは答えられないのですが、だいたいの感覚でいくらぐらいなのかを把握することはできます。
例えばアメリカ宛て80cmサイズの箱で、重さが1500gの場合。
小型包装物なら定額4230円。
そこいくとelogi(FedEx)のパックなら、だいたい4500円くらいかな?
ってな感じ。
これだったら、配送速度を考えればelogi(FedEx)を使った方がいいかなと思えちゃいます。
こういうのも見ながら、うまく使い分けていくのがコツです。
小型包装物の送料を知りたければ以下の記事へ↓
追伸:オセアニアへの送料はFedExだとメチャクチャ高いです。
なので、バラせる商品なら小型包装物2個口で送るなどで対処しましょう。
バラせない商品は、EMSか国際ヤマト宅急便などで計算して送料の高額設定ですね。
もはやこの場合は、オセアニアのお客さんは諦めモードですが。
その商品をどこの国の誰に届けたいのか?
これを明確にするとよいでしょう。
荷物の扱いがランボー
FedExは、とにかく荷物の扱いに対する評判が悪いです。
箱ペチャなんて表現する人もいるくらい💦
なのでFedExを利用する際は、厳重に梱包をするように心掛けましょう。
超高額商品を発送する際は、EMSかヤマト国際宅急便を利用するようにしましょう。
ヤマト宅急便はUPSと提携しています。
UPSの評判は割とよかった印象。
受け取り拒否された後が大変
稀ではありますが、関税などで相手が受け取り拒否をするパターンがございます。
そーなったら大変💦
返送するのも高額。
処分してもらうのも高額。
どちらを選ぶにしても、高額請求されます。
でもelogiを使ってる場合、大口契約のためか多少はお安くしてくれるようです。
この場合はバイヤーと、返金の額を調整するように交渉しましょう。
ぼくはこーやってます。(具体例)
小型包装物(エアメール)とelogi(FedEx)について、それぞれのメリットデメリットのお話をしました。
ここで、ぼくの送料設定についてご紹介します。
通常を小型包装物に設定して、ヨーロッパなどはフリーシッピング。
アメリカは少し送料が高いので、若干の+送料。
急いでる人向けに、FedEx料金を設定。
例えばこんな感じです↓
この場合は、ヨーロッパは小型包装物無料。
アメリカは$3です。
FedExを使いたい人は$15の追加送料を払ってもらってます。
出品時の送料計算するときは、ヨーロッパへの小型包装物をベースにしています。
というよりも、アメリカの小型包装物の送料を基準に考えて、ヨーロッパ宛てをマイナスにしてる感じ。
どういうことかというと、例えば↑のシッピングポリシーの例で、$50で商品を出すとします。
アメリカ宛てを$50として考えて、ヨーロッパなどは$-3なので、$47で出品する感じ。
そうすればアメリカ宛ては$47+$3で$50になりますね。
一番購買力のある国と言えばアメリカなので、ぼくはアメリカを基準に計算をしています。